新潟県の家庭教師です♪
家庭教師として中学生の学習を見ていますと、「思ったように成績が上がらない」という生徒さんにはある特徴があります。
ずばり、ノートの取り方や使い方が上手くないことが多いのです!
1「勉強の内容は先生が教えてくれるから、授業中は板書を写すことに集中する」
2「大事なところを赤、疑問点を青、ポイントを緑など項目別にカラフルに色分けする」
3「間違えた問題には印をつけておき、できるだけコンパクトに大事な内容だけをまとめる」
4「教科書や問題集の大事なところは、多少時間がかかっても書き写す」
5「同じ教科のノートは、予習・復習・授業用など分けずに1冊にまとめる」
前回記事で、上の5つのノートの使い方は、家庭教師としてあまりオススメできませんと書きました。
もちろん、「絶対ダメ!」ではありませんよ。
ノートに関する考え方が少しズレている可能性があり、それが成績アップをじゃましているかもしれないくらいの話です。
前回記事はこちら
「1板書を写す」の危険性?
→ 成績が上がる!ノートの取り方まとめ①
その他成績が上がらない原因は?
今回は、オススメできない理由を説明しながら、ノートの使い方やまとめ方のコツをご紹介します。
成績アップの参考にしていただければ幸いです!
正しくノートを取り、テスト勉強に活かすことが成績アップの最短距離。
中学生のみなさん、成績を上げるノートを作りましょう!
↓ノートの取り方も家庭教師で身につけよう!
2「大事なところを赤、疑問点を青、ポイントを緑など項目別に色分けする」
3「間違えた問題には印をつけておき、できるだけコンパクトに大事な内容だけをまとめる」
丁寧に色分けし、コンパクトに要点をまとめた綺麗なノートは、一見役立ちそうですよね。
特に女の子に多いのですが、色ペンを何色も使って、綺麗なまとめノートを作り上げます。
しかし、「きれいに作ること」に満足してしまい、成績アップにつながらない中学生が非常に多い!
カラフルで、コンパクトに要点をまとめたものが必要ならば、書店に行って参考書を買った方が早いです。
もちろん、ノートをまとめることで、知識が整理され理解が深まります。
しかし、まとめノートを作るのには大変時間がかかり、テスト直前には他に優先すべきことがたくさんありますよね?
ノートはあくまでもノート。
後で自分が見直して役立つことが大事で、見た目が美しいどうかはまた別の話です!
関連記事
中高生のテスト勉強の本質?
→ かんたんでシンプルなテスト勉強3ステップ
ノートを取るとき、みなさんは色ペンを使いますか?
まず、使う色は3,4色にしぼりましょう。
通常の鉛筆(シャーペン)の黒
間違いを直す赤
忘れたくないことを強調する青(または蛍光ペン)
これだけで十分です♪
色分けよりも大切なのは、行間や左右のスペースを広く空けておくこと。
余白を多く取ることで見やすいノートになります。
びっしりと文字が詰まったノートは、綺麗に色分けしても見直す気が起きません!
また、テスト勉強していて気づいたことをメモするスペースも必要です。
つまり、テスト勉強で活用できるノートは、ずばり「余白」がポイントです!
一度間違えた問題には、ワークや問題集に×印をつけておくだけでなく、問題ごと書き写しておくと良いでしょう。
長い問題であれば、コピーして貼り付けてもOK。
また、大きな間違いだけでなく、ちょっとした計算のミスや漢字・つづりのミスなども大きく書いておきましょう。
自分が何をどう間違えたのか後で見直すことは、かなりの効果があります!
自分のミスしやすいパターンをつかむことができるからです。
ところが、綺麗にコンパクトにノートをまとめたいあまり、小さいミスやまちがえた問題をすぐに消してしまう生徒さんが非常に多いです。。。
これでは成績アップにつながりません!
余白を広く取り、間違えた問題や自分のケアレスミスを書き残しておきましょう。
ホームティーチャーズのノート関連記事はこちらをご覧ください♪
その他、参考になる記事をご紹介していきますね~。
関塾さんの成績10倍ノート、参考になります。
ノートのページを贅沢に使っていくのが良いですね!
→ 成績10倍ノートの作り方|関塾タイムス
図式化したノート(グラフィックノート)も使いこなせると効果アリ!
私も家庭教師指導で実践してみて効果がありました♪
やはり、文章のみで整理するよりも、図や表,イラストの方が視覚的な印象が強く覚えやすいようです。
その他には、こちらも参考になります
目的別や教科別のノートの取り方
NHK Eテレ「テストの花道」のノート術のまとめ
→ 「成績を伸ばすカギ!ノート術」
次回は4,5について、成績の上がるノートのとり方のまとめです!
続きはこちら
→ 成績の上がるノートのとり方・使い方③