中学校の英語の点数は、1年生の後半から75点以上のグループと60点以下のグループに分かれていきます。
学年が進むにつれて、学習内容がしっかり身についている生徒さんと、そうでない生徒さんとで成績が二極化します!
それでも、範囲の短い定期テストでの差はわずか。
実力テストや新潟県統一模試など、中1から中3まで習った全てを問われる高校入試対策のテストとなると、とても大きな差がつきます・・・。
教科別に見ても、学年が進むにつれて最も平均点が下がるのは英語なんですね・・・。
みなさんはどうですか?
この記事では、中学生に英語を教えている新潟県の家庭教師からのアドバイスとして、
・英語が苦手になりやすい理由
・苦手になり始める時期
・苦手を克服するための勉強方法
についてまとめます。
英語が苦手な中学生は、ぜひ勉強方法の参考にしてみて下さい!
具体的な勉強方法(予習,復習やテスト勉強)は、このページの一番下におすすめ記事のリンクがありますので参考に!
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どうして中学英語の成績は、他の教科と比べて下がりやすいのでしょうか?
一つの理由は、英語の学習が積み重ねだから。
1年生で習う単語・文法が身についていなければ、2,3年生の内容は理解できません!
つまり、2,3年生になってからがんばって勉強しようにも、1年生の内容につまづきがあると、思ったように学習が進まないのです。
したがって、テスト勉強をがんばってもがんばっても点数が上がらない生徒さんが増え、英語が苦手と感じる中学生はどんどん増えていきます。
勉強してもしても、成績が上がらなければやる気がなくなります・・・。
また、中学で苦手になってしまえば、高校でも、大人になっても英語が苦手なままですよね・・・。
英語を苦手にしないためには、中学1年生で習う be動詞・一般動詞・疑問詞の3つの文法がとても重要。
この3つの文法を、それぞれ区別して疑問文や否定文に書きかえることができるかどうかが、英語の得意・苦手の分かれ目です!
ポイントは、「区別して」ということ。
つまり、それぞれを習っているときには、疑問文も否定文も作れていたはずなのに、テストが終わって時間が経つと、それぞれの語順や文法ルールがごちゃ混ぜになってしまう中学生が非常に多いのです。
ここから英語が苦手になっていく中学生がほとんどですよ!
【引用】 英語を苦手と感じるようになった時期
引用元:中学校英語に関する基本調査|ベネッセ教育研究開発センター
上のベネッセさんの調査結果を見ても、「中1の後半から英語が苦手と感じるようになった」という生徒さんが最も多く、上の3つの文法を習う時期と一致していますよね。
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上にも書いた通り、中学2,3年生になってからどんなにがんばっても、1年生で習うbe動詞・一般動詞・疑問詞の区別があいまいでは成績が上がりません。
具体的に言えば、
She is from Tokyo . (be動詞)
と
He likes music . (一般動詞)
この2つの英文の疑問文と否定文を作る手順の違いは区別できますか?
× Does she is from Tokyo ?
(区別できていない生徒さんの間違い例)
× Is he like music ? (間違い例)
× He is not like music . (間違い例)
また、上の英文のTokyoと下の英文のmusicについて問う、疑問詞を使った疑問文は作れますか?
× Where she from ? (間違い例)
× What do he likes ? (間違い例)
英語が苦手な中学生は、まず1年生で習う上の3つの文法を完全に区別できるように練習して下さい。
家庭教師指導でもここからスタートします。
一般的な問題集のように、それぞれ単独の問題ではなく、be動詞・一般動詞・疑問詞の文章が混ざっていても、それぞれを区別して疑問文や否定文に書きかえられるかどうかが重要です!
くり返しになりますが、ここがあいまいでは、2,3年生の内容をどんなにがんばっても理解が進みません。
中学・高校で習う多くの英文が、上の3つの文法をベースとしています。
これから英語を習い始める小学生は、中学1年の春から夏にかけてが重要です。
苦手にしないように気をつけましょう!
上の3つの文法でつまづいてしまった中学生は、今授業で習っている内容と並行して、1年生の3つの文法から復習しなければなりません。
(同時に並行して学習しなければ、つながりが見えません)
しかし、学習塾や通信教材など、通年カリキュラムが決まっているものでは、前の学年の文法を復習することはできません。
1年生の文法を復習したければ、1年生のクラスで授業を受けるか、1年生の教材を選ぶしかないからです。
1年生の教材を選んでも、単元別に分かれている問題集やテキストでは、文法の区別ができるようにはなりません。
教材販売による制約がなく、一人ひとりが分からなくなったところまで戻ってやり直せるのがホームティーチャーズの家庭教師の特長。
「どうせ勉強しても分からないから・・・」
そんな英語苦手を克服したい新潟県の中学生さんはぜひご相談下さい。
分からなくなってしまった1年生の内容からやり直せば、少しずつ分かるようになって英語が楽しくなりますよ!
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