新潟市の家庭教師です。
中学生は学年末定期テストの時期ですね。
今回のテストで学年の内申点が決まります。
しっかり意識して、最後まで粘りましょう!
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さてさて、今回はみなさん気になる内申点のお話です。
なんとなく「内申がイイと受験で有利かも?」というイメージだと思います。
しかし、具体的な計算方法や高校入試にどのくらい影響するのかよく分からないという中学生が多いです。
この記事では、高校受験のプロである家庭教師として、新潟県の高校入試の内申点について分かりやすく解説していきます。
中1生中2生のみなさん、ぜひ参考にしてみて下さい!
「テストが下がったけど、まだ1年生だから~」
「3年生になってから受験勉強がんばろ~」
「平均点は超えてるから余裕~」
定期テストが終わった後、こんな風に考えていませんか?
上のような中学生は、3年生になって高校受験のときに痛い目にあう可能性があります。
すぐに考えを変えましょう!
高校受験というと、
「中学3年生の夏頃から受験勉強を始めて、3月に入試を受ける」
とイメージする中学生が多いかもしれません。
しかし、新潟県の公立高校入試では、入試本番の点数だけでなく、内申点も合格不合格を決める大きな要素。
決して軽く見てはいけません!
内申点とは、中学校1年生から3年生までの全教科の評価の合計です。
定期テストの成績や授業態度、提出物などで決まります。
また、英数国理社の5教科だけでなく、内申点は、音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技教科も含めた全9教科。
これら9教科を学年別に5段階評価(1年間分の通知表をイメージして下さい)し、合計したものを内申点と呼びます。
例えば、3年間オール5の成績であれば、5×9教科×3年=135
内申点135点満点。
オール4なら、4×9×3= 108
オール3なら、3×9×3= 81
オール2なら、2×9×3= 54
オール1なら、1×9×3= 27
これが新潟県の内申点の計算方法です!
問題は、この内申点が高校受験の合格不合格にどれだけ影響するかです。
本番のテストだけで合格が決まるのであれば、3年生になってから塾や家庭教師を始めて、夏から受験勉強をがんばれば良いですよね?
新潟県の公立高校入試では、内申点と本番テストの点数を3:7、4:6、5:5の比率で1000点満点に直して合格者を決めます。
(比率は各高校によります)
例えば、比率4:6の高校では、内申点135点満点を400点満点に換算し、
入試テスト500点満点を600点満点に直し、二つの合計点(1000点満点)を出します。
それに、2日目の学校独自検査の点数を加えて、合計点数の高い受験生から合格を決めていきます。
ちょっとややこしい話になってきたのでA君とB君の例で考えてみましょう。
入試本番で250/500点のA君
(内申点はオール3の81点)
入試本番が200/500点だったB君
(内申点はオール4の108点)
この二人が、比率4:6の高校を受験しました。
A君とB君とでは、どちらの合計点が高いと思いますか?
(学校独自検査は同じ点数だったとしましょう)
A君の評価を1000点満点に直すと、内申240+本番300=540点
一方のB君は、内申320+本番240=560点
つまり、B君の方が高く評価されます。
もしも合格ラインが550点なら、B君は合格、A君は不合格となります。。。
高校入試本番では、A君の方が50点も上だったのにですよ!?
内申点がいかに重要かお分かりいただけますでしょうか?
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受験勉強は、中3になって部活を引退した夏からがんばろうというご家庭がほとんどです。
しかし、1年生のうちから内申点を上げていくことが、高校受験でどれだけ有利になるかがお分かりいただけましたでしょうか。
ですから上にご兄姉がいらっしゃる場合、中学入学から塾や家庭教師を始められるご家庭が多いです。
くり返しますが、内申点は毎回の定期テストの点数、授業態度、課題提出などで決まります。
「テストはちょっと下がったけど、まだ1年生だから~」
「3年生になってから受験勉強がんばろ~」
「平均点は超えてるから余裕~」
これでは高校受験で痛い目にあう危険大です!
新潟県の中学生のみなさん、もしも成績が下がってしまったら、しっかりと対策を考えましょう。
内申点を決める定期テストの残り回数は限られています!
定期テストの点数を上げることが内申点アップの近道。
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