新潟県上越市の家庭教師です。
こんにちわ。
前回は、新中学1年生に向けた「予習」のやり方の記事を書きました。
予習はこちらです
→ 予習復習は上手にできていますか?予習編
今回はその続きで、「復習」についてです。
新中1生だけでなく、中学生・高校生、テスト勉強・受験勉強、全てに当てはまるような復習のポイントをご紹介します。
「暗記や復習が上手くいかない・・・」という中高生は参考にしてみて下さい!
上の記事では、「予習とは学習ではなく準備である」と書きました。
それでは、復習とは何のためにするのでしょうか?
復習の目的は、記憶の定着。
一度学習したことを、出したいときに引き出せるようにすることが目標です。
出したいときとは、定期テストだったり、高校や大学入試本番ですよ。
しかし、人間の脳は、どんなことでも平等に記憶できる訳ではありません。
例えば、自分の命に関することや好きなこと興味のあることは、覚えやすく記憶に残りやすいのです。
「勉強苦手だなあ・・・」
「つまんないなあ・・・」
「ゲームしたいなあ・・・」
と考えていては、そもそも脳が覚えにくくなってしまいます。。。
ですから、記憶や暗記には、気持ちや意欲も大事ということです。
「勉強ちょー楽しい!」とは思えないにしても、せめて無心でやりましょう。
まちがっても、「つまんねー・・・」と思いながらやらないように!
気分を高め、脳に記憶しやすくするためには、
1 自信をもたせるために、自分をホメる、認める
2 テストや入試で成功した自分を想像する
3 できないこと・無理なことはせず、出来る範囲でやる
この3点が大事です。
「わたしはできるんだ」
「ぼくは天才かも!」
「もし合格したらこうなる、あれができるようになる」
「できた!次もできるはず」
前向きな気持ちで取り組むことで、記憶力ははるかに高まります。
少し大げさなくらいでちょうどいいですよ。
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さて、心構えが分かったところで、次は具体的な復習や暗記の方法です。
復習の基本は反復。
くり返しやることで記憶は定着します。
かと言って、知識の入力ばかりでなく、出力(アウトプット)と確認(チェック)との3つのバランスが重要!
暗記というと、頭に詰め込む入力のイメージがありますが、入力した知識を外に出すアウトプットがなければ絶対に定着しません。
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→ テスト勉強はアウトプットを意識して変わる!
また、一度覚えたりできるようになったからといってその状態がテストまで続くわけではありません。
定期的に覚えているかどうかの確認(チェック)が必要なのは言うまでもありませんよね?
しかし、テストまでの残り期間が短ければ短いほど、中学生や高校生はインプットに時間を費やしがち。
これが「せっかく勉強したはずなのに、テストでできなかった・・・」という最悪の結果につながるのです。。。
仮にテスト前日でワークや問題集がすべて終わっていなくても、新しく入力するより今までやってきたところを見直す方が、結果的に良い点数がとれるでしょう。
具体的な時間の使い方としては、学習時間全体を10としたときに、入力6・出力3・確認1くらいが理想的です。
例えば、1時間勉強するなら、
初めの5分で、昨日勉強したことをテスト(確認)
40分間、今日の内容の学習(入力)
残り15分で、今日の内容を書き出してみる(出力)
このような時間の使い方が理想です!
以上、復習や記憶に関するお話でした。
中学入学の前後に、このような中学生の勉強のやり方を身につけておけば、定期テストでも高校受験でも困ることはありません!
ホームティーチャーズの家庭教師で、自分に合った勉強のやり方を身につけましょう♪