小学6年生から中学1年生にかけて、不登校の生徒数は約3倍に跳ね上がるそうです。
中学生38人に1人が不登校というデータがあります。
また、最近増えているのは、理由のハッキリしない不登校。
その大きな原因は、中1ギャップと言われています。
中1ギャップとは、新中学1年生が新しい生活や環境になじめず、自信をなくしたり塞ぎこんでしまうことです。
家庭教師として多くの生徒さんと関わってきた経験から、中1ギャップの予防法についてまとめてみたいと思います。
小学6年生,新中学1年生の保護者さまは参考にしてみて下さい♪
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イライラしていることが多くなった
提出物を出さなくなった
寝る時間が遅くなった
部屋に閉じこもることが多くなった
朝ごはんを食べなくなった
これらは中1ギャップの危険信号です!
見逃さないようにしてあげて下さい。
不登校というと、明るく活発なお子さまには無縁に思えます。
ところが、小学校で優等生だったり、クラスや学年のリーダー役だった生徒さんこそ注意が必要なのです。
3月まで最高学年でリーダーだったはずが、急に学校や部活の中で後輩となってしまうことで人間関係に戸惑ったり、今までは100点が当たり前だったテストで予想外に点数を落としてしまい、挫折感を味わったりすることが原因となります。
人間関係だけでなく、中学校入学時の「学習面の変化」にも気をつけなければなりません。
・授業スピード、ペースの上昇
・学習量の増大
・英語学習のスタート
・部活動での生活時間の変化
・テストの難化・得点の変化
・テスト範囲の増大
などが中1ギャップを引き起こします。
中学校生活に慣れないうちに、勉強がどんどん分からなくなってしまい、入学から半年後には約3割の生徒さんで100点満点で60点を割る教科が出てきます。
保護者のみなさまも、ご自身が中学生だったころを思い返してみて下さい。
中学校1年生の前半で習った内容が、その後の成績に影響しませんでしたか?
もし、出だしでつまづいてしまったら、中2→中3→高校と得意教科になるでしょうか?
特に英語と数学は、学年をまたいだ関連性が強く、苦手になってからでは克服するのに大変時間がかかります。
中1の内容でつまづくと、中2,中3と全く分からなくなってしまうこともあります。。。
成績が下がってから学習塾や家庭教師をご利用される方が多いですが、早いうちから計画的に成績や学習習慣を管理していく方がはるかに効率が良いのです。
虫歯の予防と治療に似ていますよね。
ホームティーチャーズでは、小学6年生・新中1生対象の学習カウンセリングを期間限定で行っております。
体験授業を通じてこれまでの学習の定着度合や、一人ひとりに合った中学校での勉強のやり方など、たとえ家庭教師を始められなくてもお役に立てる内容です。
中学校のスタートを上手に切りたいみなさん!
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