新潟県の家庭教師です。
前回は、中学生の定期テストで成績を上げるための5つのコツのうち2つを挙げました。
・努力なしで成績が上がることは絶対にないという心がまえ
・うまくいかなくても、計画を立てて紙に書き続けることの重要性
まずは、この2つがポイントとお話ししましたね。
前回記事はこちら
→ 定期テスト成績アップのための5つのコツ①
今回は、具体的にどのようなテスト勉強計画を立てれば良いのか、3つ目4つ目のポイントについてお話しします。
「がんばっているつもりなのに、成績が下がってしまう・・・」
「勉強したはずの問題をテストで間違えてしまう・・・」
このような悩みのある中学生さんはぜひ参考にしてみて下さい!
テスト勉強の計画立てのコツは、日程に余裕を持たせることと、復習だけを行う日を設けることの2点です。
例えば、テストまで残り10日、テスト範囲のワークが35ページ終わっていないとしましょう。
これを単純に35÷10で、1日3.5ページずつやろうという計画ではあまりうまくありません。
なぜなら、これでは成績を上げるためではなく、ワークを終わらせるための計画になっているからです!
予想以上に時間がかかってしまい3.5ページが終わらない日や、どうしても気分がのらずにさぼっちゃう日があるでしょう。
また、全て終わらせたからといって、学習内容が定着しているかどうかは分かりませんよね。
残り10日で35ページであれば、1日5ページという計画にしましょう。
1日5ページやっていけば、7日間で終わります。
1日5ページできないという人は、10日より前からスタートして下さい。
自分の勉強のスピードを知ることも大事です。
すると、3日間の余裕ができますよね。
1日は、サボった日のための予備日としておきましょう。
これなら気が楽です。
そして、2日間は完全復習日としましょう。
テスト勉強の日数の20%は復習日とすると良いでしょう。
復習日は直前だけでなく、途中にはさむとより効果がありますよ!
もう一度まとめると、テスト勉強のポイント3つ目4つ目は、
「サボり日も含めて計画に余裕をもたせる」
「勉強期間の2割を完全復習日に」
です。
なぜ、完全復習日が必要なのでしょうか?
家庭教師として、担当の中学生と話していると、復習にまったく時間を割いていない生徒が非常に多いことに驚きます。
「ワークが終わったからテスト勉強完了!」
「提出物を終わらせるだけで精一杯!」
なんて考えていませんか?
「がんばって勉強したつもりだったのに、点数が取れなかった・・・」
「やったはずの問題がそのままテストに出たのにできなかった・・・」
という生徒さんの多くは復習不足。
提出のためにワークを埋めれば良いわけではありません!
先生が提出させるのは、テスト勉強してもらうためですよ?
間違えた・分からなかった問題は、間違いノートにまとめると復習がスムーズですね。
関連記事
復習用ノートで成績アップ!
→ 【中学生】間違いノートの作り方・使い方
もう一度解き直したり、用語を覚えたら1日後・3日後・7日後に確認するなど、「一度覚えたことを定着させる」「定着したかどうかを確認する」という作業が必要です。
なぜなら、人間の脳は、一度覚えたからといっていつまでもその状態が続くわけではありません。
定期的に確認することで、記憶の定着が進みます!
どのタイミングで、どのように復習すれば良いのかは、生徒さん一人ひとり異なります。
1日でまとめて練習した方が定着するお子さまも、日をあけて少しずつやる方が良いお子さまも様々です。
自分に合った復習やテスト勉強の方法を知りたいという生徒さんは、ホームティーチャーズのおためし体験授業をご利用下さい。
勉強のやり方を知れば、テスト勉強の効率が上がりますよ!
次回5つ目最後のポイントは、テストが終わった後のお話です。
続きはこちら
→ 定期テストが終わった後のポイント③