家庭教師をしていて、英語の勉強方法を知りたいという中学生からのご相談が多くあります。
「英語が苦手・・・何とか成績を上げたい!」という生徒さんが多いです。
今回は、成績を上げるための英語の予習方法とノートの使い方を新潟市の家庭教師が解説します!
紹介するのは、とても有名でオーソドックスな方法ですが、中学英語の予習にはこの方法が一番。
また、中学生だけでなく高校でも通用する勉強法です♪
自分流のやり方でうまくいってるのであればそのままでOKです。
・予習をしていない
・やり方が分からない
・ノートの使い方がうまくいかない
このような英語苦手な中学生さんは、ぜひ参考にしてみて下さい!
中学生,高校生の勉強では、予習→授業→復習のサイクルが非常に大切。
小学校の頃は、授業の中でこの3つを全て終わらせるのですが、中学生になると予習と復習を自分でやらなければなりません。
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予習は難しい?重要性について
→ 予習・復習は上手にできていますか?
そして、主要5教科の中でも、英語は予習の重要度がもっとも高い教科!
なぜなら、他の教科と異なり、英語の授業だけは日本語でないからです。
(分かりにくい表現でごめんなさい)
つまり、帰国子女で英語ペラペラな中学生は別として、多くの日本人にとって日本語と英語とでは、英語の方が理解しにくいはずです。
理解しにくい外国語の授業を、下準備(予習)もなく受ければ、当然分からないことが多くなってしまいますよね?
ですから、どの教科よりも、英語の成績アップには予習が欠かせないのです!
さて、具体的な英語の予習方法。
まずノートを1冊用意して下さい。
見開きの左ページには、教科書本文を書き写していきます。
ここで、本文1行に対して、3行くらい余白を取っておくことがポイントです!
※余白がポイントの理由は後ほど
下から5行は、新しく出てきた単語・熟語・会話表現を書くために空けておきましょう。
新出でなくても、知らない単語や読めない単語があれば、書いておくと単語力が上がります。
右ページには、後で日本語訳を書いていきます。
これは授業中でも授業後でもOK。
↓英語の予習ノート参考画像↓
左ページまで出来上がったら、新出単語や熟語を辞書で調べ、意味や使い方を右ページ下5行に書いておきましょう。
もしも、辞書でいくつかの意味が出てきたら、全て書いておいてもOKです。
ここまでが最低限の英語の予習。
毎日コツコツやれば、15~20分で完成です!
余裕があれば、右ページの日本語訳にチャレンジしてみる(分からないところはもちろん空欄でOK)と力がつきます。
英語が苦手な生徒さんは、教科書ガイドなどの和訳を写すだけでも十分効果がありです!
そして英語の授業中は、このノートを教科書代わりにして、先生の解説や注意点を余白に書き込んでいきます。
日本語訳、読めなかった単語の発音や、文法のポイントも必ず書き込みましょう。
教科書には書き込むスペースが足りませんし、解説だけをノートにメモしても教科書のどの部分のことなのか後で分からなくなります。
だからこそ、教科書本文をノートに書き写しておく予習が効果的なんです!
成績を上げていくためには、 予習→授業→復習 のサイクルが大事と書きましたが、この予習ノートを使って復習もしていきますよ!
授業が終わったその日のうちに、右ページのメモを隠しながら左ページの本文や単語を音読できるか、日本語に訳せるかチェックします。
できないところは印をつけておいて、何日かおいて確認して下さい。
テスト前にも重点的にチェックしましょう。
85点以上を狙う生徒さんは、左を隠して右の日本語を見ながら英文や単語が書けるかどうかも試してみましょう。
これは、高校入試の英作文のトレーニングとしても効果的です!
その日に習ったページのチェックが終わったら、次の日の予習をして、英語の学習は終わりです。
予習復習合わせて、1日30~40分くらいで終わると良いでしょう。
この方法を続けることで中学英語は必ずレベルアップできます。
ぜひ試してみて下さいね!
英語苦手はいつから?
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