新潟県の家庭教師です。
「小学生のときは家で勉強していたのに、中学校に入ったら全くやらなくなった・・・。」
「本人のやる気がないから、塾や家庭教師をさせても仕方がない・・・?」
と中学生の保護者さまからご相談を受けることがあります。
確かに勉強するのも、テストを受けるのも、高校受験するのも生徒さん自身。
周りがとやかく言っても仕方がないというご意見も一理あります。
しかし、勉強のやる気とは、放っておいて出てくるものでしょうか?
家庭教師の仕事をしていて感じるのは、自発的にやる気を出すのは本当に少数だということ。
おそらく10人に1人くらいでしょう。
関連記事
やる気スイッチとは?
→ 勉強のやる気は放っておいても出ません。
保護者の上手な声かけ
高校2年生頃になり進路を真剣に考えたとき、「中学生の頃もっと頑張れば良かった・・・」と後悔する生徒さんを見ていると非常に気の毒です・・・。
中学生になり、自発的に勉強しなくなった生徒さんには、何らかの動機づけが必要です。
勉強するための理由を伝えてあげなくてはなりません。
ご褒美や何かの許可など “にんじんをぶらさげる” ことも一つの手段でしょう。
・成績が上がったら〇〇を買ってあげる
・勉強をしたらゲームをしても良い
などです。
これらは外発的な動機づけと呼ばれます。
しかし、これだけは長続きしません!
どんどん子どもの要求が高くなるからです。
同じ “にんじん” でずっと走り続けさせることは困難なのです。
このような外発的な動機だけではなく、自ら勉強をがんばる理由、内発的な動機づけが勉強のやる気に大きく関わります。
新潟県の家庭教師ホームティーチャーズでは、生徒さんのやる気を引き出すための学習指導を続けております。
ここからは、家庭教師が考えるやる気を出させるための動機づけについてまとめます。
学生の家庭教師ではなく、ベテラン家庭教師だからこそできることがあります。
中学生の保護者さまは、ぜひ参考にしてみて下さい!
関連記事
やる気を出させる対処法
「小学生の頃は自分からすすんで勉強していたのに、中学生になると全く勉強しなくなった」
というのはある意味とても自然なことです。
なぜなら、自発的に勉強する理由は、年齢とともに変化していきます。
大人が頭に描く「勉強をがんばる理由」は、必ずしも小学生や中学生の考えとは一致しません。
例えば、小学校低学年のお子さまは、
「勉強がんばって、良い大学に入って、安定した収入を得られる仕事に就きたい」
という理由で勉強に取り組むでしょうか?
これはあくまでも大人の考えですよね。
つまり、年齢や学年とともに、やる気の引き出し方(=勉強をがんばるための動機づけ)を変えていかなければなりません。
学年とともに変わる学習意欲の動機づけについては、こちらのブログが参考になります。
関連記事
内発的な動機付けについて
→ 子どもの年齢・性格に見合ったモチベーションの上げ方してますか?
上の記事では、
面白いからやってみようという動機づけ
→ 大事だからやってみようという動機づけ
→ やりがいがあるから、自信が持てるからという動機づけ
→ しなくてはならないことは逃げずにやろうという動機づけ
という風に、年齢に沿って動機づけ(=やる気の引き出し方)を変えていくべきだとあります。
個人的には、お子さまの成長とともに、この4つを段階的に踏んでいるかどうかが重要だと思います。
保護者が意識して伝えなければなりません!
始めは好奇心や知識欲から始まります。
その後、勉強は大切だという意識を持ち、そして先生や親からの承認欲求に変わります。
年齢とともに段階を踏んで動機づけできてきた生徒さんであれば、中学生になっても勉強から逃げずに頑張ることができます。
親が放っておいても、いずれ自然とやる気が出てくるのはこのタイプの生徒さんです。
しかし、どこかの段階が抜けていると、中学生の年齢から、
「勉強つまんないし、がんばってもうまく行かないし、ネットやゲームの方が楽しいから」
という理由で勉強から遠ざかってしまいます。
それでは、一度このようになってしまった中学生さんはどうすれば良いのでしょうか?
勉強のやる気が失われていく課程には、苦手意識も関係します。
まずは苦手意識を取り除くところからスタートしましょう。
苦手になり始めたところ、分からないところへ戻り復習から始める。
学習習慣を作り直し、自分に合った勉強方法を確立する。
このような成功体験ができれば、少しずつ逃げずにがんばることができるように変わります!
ホームティーチャーズは、社会人家庭教師だからこそのきめ細かい指導で、やる気を失った生徒さんの成功体験のお手伝いできます♪
まずは、体験授業でその効果を実感してみませんか?
おためし体験授業の資料請求・お問い合わせは、