家庭教師のお問い合わせをいただく際に、
「うちの子はやる気がないけど大丈夫ですか?」
「やる気を出してもらうことはできますか?」
というご質問を受けることがあります。
「勉強大好きっ!」という子は、クラスに一人いるかいないか。
多くの中学生は、「できることなら勉強したくないなぁ…」というのが本音でしょう。
それでも大抵は、「やりたくないけど、やらなければならない大切なことだから」とみんながんばって勉強しています。
しかし、一部の中学生は、「大切」という理由を何らかの形でねじ曲げ、すっかり勉強しない子に・・・。
成績は見る見るうちに下がり、さらにやる気がなくなるでしょう。
保護者のみなさまは、
「やる気がないから、放っておこう」
「やる気がないなら、塾や家庭教師をやってもムダ」
「やる気が出てきたら、塾や家庭教師を始めよう」
と考えているかもしれませんね。
今回は、なかなかやる気が出なかった中学生に対して、家庭教師が実践している対処法のご紹介♪
また、家庭学習を習慣化するためのコツについても解説します。
「うちの子はやる気がない・・・」とお悩みの保護者様はぜひ参考に♪
↓新潟県の高校受験に強い家庭教師!
もちろん、「自発的なやる気が出てくるまではガミガミ言わない」というのは理想です。
しかし、それまではじっと待つしかないのでしょうか・・・?
もしも、そのときが来なかったら・・・?
中学生の保護者のみなさまは不安になりますよね。
現実問題として、中学生の場合は高校受験という期限があります。
今何年生であっても、遅かれ早かれ高校入試の日は決まっているわけです。
まだ小学生だから、まだ中1だから、高校入試まで時間があるとはいっても、小学生は小学生のうちに、中1は中1のうちに、最低限学習しておかなければならないことがあります!
中3受験生になって、やる気が出てきたら挽回しようでは間に合わないことも・・・。
ですから、言い方が悪いかもしれませんが、最低限の学習だけは何としてでもやらせるという保護者の判断も必要です。
・・・もちろん強制するのは、本意でないですよね?
「何としてでもやらせる」というと、乱暴に聞こえたでしょうか?
机にしばりつけて、勉強が終わるまで食事を与えないとかそういうことではありません。
真逆の発想です。
やる気がない・やりたくない勉強を無理にやらせようとするのではなく、習慣化しましょう。
時間が来たら自然に勉強するという習慣です。
毎日習慣化していることは、やりたいとかやりたくないとか、深く考えていませんよね。
手洗い、うがいなどが良い例です。
習慣化や継続というと難しいことのようですが、がんばって続けるのではなく、がんばらなくても続けられるような習慣を作る方が簡単ですよ!
勉強に取りかかるだけでエネルギーを使うのはもったいないです。
習慣化してしまうことで、苦しさなく続けられます。
それでは、どのように家庭学習を習慣化していくのでしょうか?
まず、家庭学習の習慣化は、学年が進むにつれて難しくなります。
ですから、小学校3年生までにしっかりと習慣化しておけば、その後困ることは少ないでしょう。
問題は、「低学年のうちに習慣化できなかった」または、「動機づけがうまくいかず、学年が上がって家庭学習習慣がなくなった」という場合。
ホームティーチャーズの家庭教師は、単に分からないところを教えるだけではありません。
一人ひとりに合った家庭学習のやり方を教え、計画立てや管理もお手伝いできます。
自分に合った勉強のやり方がつかめて、適切な学習計画を立ててあげることで、少しずつ少しずつ家庭学習を習慣化できますよ♪
ですから、
やる気がないから、放っておこう
やる気がないから、塾や家庭教師をやってもムダ
やる気が出てきたら、塾や家庭教師を始めよう
ではなく、保護者さまや家庭教師が背中を押し、しばらく補助してあげることが、自立して進むための第一歩。
これを心理学では、作業興奮と呼びます。
作業興奮についてはこちらで解説
くり返しになりますが、家庭学習を習慣化するためには大人の補助が不可欠。
隣で一緒に勉強してあげたり、勉強したことをホメてあげることも必要でしょう。
「中学生にもなって、親が一緒になんて!」
と思うかもしれませんが、低学年でつけるべき学習習慣がついていないのですから、低学年のお子さまと同じ状況です。
それくらいしなければならないほど、根気が弱いのです・・・。
くわしくはこちらで解説
習慣の歯車が動き出せば、次は学習計画です。
コツとしては、
・学習計画は家族全員が見えるところに貼る
・計画の進捗も見えるようにする
・計画通りに進まなくても叱らない
・うまくいかなければ、計画を立て直す
・初めのうちは、結果ではなく経過を評価する
などなど
ホームティーチャーズの家庭教師は様々な工夫を行っております。
保護者の皆さまでうまくいかないときは、ぜひ専門家にご相談を!
体験授業を通して、家庭学習を習慣化するヒントをお伝えできます。