新潟県の家庭教師ホームティーチャーズです。
平成29年5月に大学入学共通テストのモデル例題が公表されました。
大学入学共通テストとは、現在のセンター試験に代わる新しい大学入試ですよ。
例題では、「複数の資料を読み取り、因果関係などを論理的に考えて、文章にまとめる」という高度な力が求められています。
参考ページ
例題が公開されています
つまり、受験勉強=暗記 という時代は完全に終わりました!
これからは、
読解力 → 判断力,思考力 → 表現力,記述力
という国語の力が重視されます!
そして、これは大学受験に限った話ではありません。
中学校の定期テストでも、高校入試でも、全国的に読解や記述の出題が増えてきています。
新潟県の高校入試も同様です!
今回は、上に挙げた5つの国語力の中で、まず始めに必要となる読解力についての記事。
「なぜ、国語の長文読解問題が解けないのか?」というテーマを家庭教師が解説します。
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家庭教師をしていると、「長文が読めない」「読解力がない」というご相談を受けることが多いです。
国語に限らず、文章が正確に読めなければ、どの科目でも困ってしまいますよね?
数学でも理科,社会でも、日本語で書かれた文章問題が出題されるからです。
現代文のカリスマ出口汪先生は、国語の問題が解けない理由として、
1.文章の要点が見つけられないから
2.一文を論理的にとらえることができないから
3.論理を無視して、勝手に読んで答えるから
と著書の中で指摘されています。
つまり、読解問題とは、本文を読んで正しく理解できるかを問うています。
本文にどう書いてあるかではなく、あなたがどう思うか(感じるか)を答えてしまうから間違えてしまうわけですね。
ですから、本文にどう書いてあるか=本文中の根拠 が大切!
「ここにこう書いてあるから、この設問の答えはこうだ」と論理的に答えなければなりません。
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それでは、どうすれば文章を正確に読むことができるようになるのでしょう?
直井メソッド国語専門塾の直井明子先生は、読解力の礎として、
①生活体験・日常会話
②読書
③漢字意味記憶・言葉の学習
④音読・現代文暗唱
という4つの段階を挙げておられます。
画像参照元
この4つを基礎として、上に読解があり、さらにその上に作文など表現や記述があるということですね。
読書や漢字といっても、ただ本を読むだけ、ただ何度も書き取りするだけではなく、読解やその先の表現,記述につながるような勉強法が望ましいです。
読解が苦手な生徒さんは、まず、毎日日本語に触れるということから始めてみましょう!
短い文章を読んだり書いたりすることでも少しずつ国語の力は高まります。
難しく考えず、気軽な気持ちで毎日続けることをおすすめします♪
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くり返しになりますが、読解力をはじめとした国語の力は、高校入試,大学受験問わず重視されてきています。
逆に言えば、国語力を高めれば、他教科の成績にもつながります!
ぜひ早めに取りかかることをおすすめします。
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