今回は塾や家庭教師など、それそれの学習対策はどのような特長で、どのような生徒さんに合っているのかを書いてみたいと思います。
日々の勉強対策をお考えの方は参考にしていただければ幸いです。
前回記事はこちらです。【学校外の学習対策の選び方について】 → >【新年度/中学生】自分に合った学習対策を選びましょう!
最近では家庭用の学習教材も多様化してきましたね。
「教材学習は続かない」という定説を打ち破るため、タブレットで映像授業や問題をダウンロードできるものや、
スマホや携帯ゲーム機を使うものなど、何とか継続して学習できるような工夫がたくさんあります。
教材学習で成績を上げることができる生徒さんには条件が2つあります。
まず1つは、自分自身で解答・解説を読んだり、添削された答案をみて、間違ったところや次回気をつけるところを
自ら理解し復習することができる生徒さんであることです。
添削はあくまで文章・文字ですし、Webでの映像解説もあくまで解説です。
自分自身で間違いのパターンや苦手なところを分析して、テストで点数を取るための対策を自分で考えなければなりません。
もう1つは当然ですが、毎日自分で教材をすすめていける「計画性」「継続性」「根気」をもった生徒さんです。
どんなに良い教材でも机の上や本棚にあるだけでは成績が上がりません。
今日はここまで、今週はここまで、今月はここまでと計画的にコツコツとやることで成果が出てきます。
始めるときは、「がんばるぞー!」と意気込んで始めたものの、
1ヶ月、2か月と少しずつ触る機会が減っていき、
3か月後には置物やタワーとなってしまう生徒さんが多いみたいですね。
上の2つの条件が備わっている中学生さんは通信教材学習で成績を上げることができます。
しかし、多くの生徒さんはどちらかが欠けているため通信添削ではうまくいきません。
わからないところがそのままになっていたり、やらずに毎月たまってしまう生徒さんが多いのではないでしょうか?
上のような教材学習でうまくいかなかった生徒さんは塾や家庭教師を検討されるでしょう。
それでは、学習塾で成績が上がるのはどのようなタイプの生徒さんなのでしょうか?
まず大事なことは「ただ通っているだけ」にならないということです。
勉強は自分から主体的に行うことが望ましいのですが、やはり塾の授業は学校の授業と同じで受身になりがちです。
「次のテストで〇点取りたいから、塾の授業でレベルアップしたい!」
「〇〇高校に行きたいから塾でがんばる!」
「友だちの〇〇くんに勝ちたいから塾で勉強する!」
という目標をもって通わなければ成果がありません。
「友達が行ってるから一緒に行きたい」というような気持ちでは成果が出ない可能性が高いのではないでしょうか。
また、「学年や単元をまたいだ復習ができない」ことも塾でうまくいかない原因です。
特に英語と数学は、今習っている内容を理解・習得するために
その内容と関連のある過去の単元を理解している必要があります。
たとえば、小学校2年生で九九をおぼえることができていなければ、
2ケタの掛け算ができるでしょうか?
当然できませんよね?
小数の掛け算はどうでしょう?
分数はどうでしょう?
この場合、九九からやり直す必要がありますが、
塾の一斉授業では一人ひとりに合わせて過去の復習をすることはまずありません。
極端な話ですが、塾で九九を復習したければ小学校2年生のクラスに入るしかありません。
さすがにそれはできませんよね・・・。
それに対して家庭教師のメリットは、九九ができていない生徒さんには九九を指導することができます。
逆に2ケタの掛け算ができている生徒さんに対しては、3ケタ4ケタを教えることができます。
つまり一人ひとりの学習状況や理解度に合わせて、ペースを速めることも遅めることもできます。
これが家庭教師の一番のメリットです。また、ホームティーチャーズの家庭教師は経験豊富な社会人です。
勉強につまづいてしまいやる気がなくなってしまった生徒さんに対して、
指導や会話を通してやる気を引き出すことを得意としています。
これは学生さんや指導経験の少ない家庭教師の方には難しいことなのです。
このように学校外の学習対策は、自分に合ったものを選ばなければ意味がありません。
教材学習が合う生徒さん、学習塾が合う生徒さん、家庭教師が合う生徒さん、一人ひとり異なります。
つまり、必ずしもホームティーチャーズの指導方法がすべての生徒さんのふさわしいとは思っていません。
正しい学習対策の選び方として、まずはおためし体験授業をご利用ください。
体験授業を通じて、生徒さんの状況や目標と保護者のご要望をお伺いいたします。
実際に教え方を見聞きしていただき、生徒さんに合うようであればご検討いただければと思います。