新潟県の家庭教師です。
中学生の保護者さまからのご相談で多いのは、
「さあがんばるぞ!」とやる気を出してくれたのはいいけども、
結局三日坊主で終わってしまう・・・。
夏休みやテスト前、こんな経験がありませんか?
今回はせっかく出たやる気を継続させて、勉強の習慣が身につくまでのもう一つのハードルについて書いてみます。
三日坊主に悩んでおられる中学生の保護者さまはぜひ参考にしてみて下さい!
お子様のやる気を出させるために、動機付けをすることがあります。
知らない方のために簡単に説明すると、漠然と勉強させるのではなく、
勉強をする目的を決めたり、目標高校を定める理由を落とし込む手法です。
しかし、よく勘違いされるのですが、
動機づけによって出るやる気はあくまで一時的なものなのです。
動機付けだけで安心していると、三日坊主の罠が発動し、ドツボにハマっていくことになります…。
では、三日坊主で終わってしまう原因は何なのでしょうか?
原因は、根気の弱さにあります。
岸本裕史先生はベストセラー「見える学力、見えない学力」の中でこのようにおっしゃっています。
やる気が生まれても、勉強をつづけていくという根気が、まだひどく弱いのです。
体力も、気力も頼りないままなのです。
正確に言うと、学習姿勢を崩さずに勉強していくための静筋がいたって、未発達なのです。
ちょうどハイハイしている赤ちゃんが、やっとつかまり立ちをしかけたときと似ています。
一人ですたすたと歩く力は、まだまだできていない赤ちゃんには親が手をさしのべてむかえてやったり、支えてやったりしなければならないのと同じです。
「中学生にもなって・・・」
と感じるかもしれませんが、小学校低学年で学習習慣を
身につけられなかったわけですから、低学年の子と同じ状況なのです。
最低でも3か月は、内容や量・成果は求めず、
とにかく大人が勉強を続けていることをホメてあげる必要があります。
始めは1日5分で良いです。
嫌がられても、隣で時間を計ってあげて下さい。
教科書を開くだけでも、読むだけでもホメてあげて下さい。
机に座っているだけで十分と考えましょう。
内容よりも続けていることが優先。
成果を焦るのも厳禁です。
1日1分ずつ伸ばしていけば、1ヶ月で35分、2か月で1時間を超えます。
内容や成果には一切口を出さず、継続していることをホメて、感心して、認めてあげて下さい。
3か月も続けば、もう学習習慣は確かなものとなっているはずです。
大人が根気強く付き合ってあげること、がんばりを認めてあげることがポイントです。
1週間や10日続いたからと言って放り出したり、テストの結果についてとやかく言わないであげて下さいね。
6ヶ月くらいからは成果も期待できるようになるでしょう。
上でも書きましたが、習慣のないお子さまは、勉強に関して赤ちゃん同然です。
習慣を生み出すための補助ももちろんですが、勉強のやり方も支えてあげなければ、
何をどうやって勉強したら良いのか分からないのです。
習慣は親御さんでも支えてあげられますが、
勉強のやり方は一人ひとり異なりますので専門家のサポートが不可欠です。
集団授業の学習塾が合う生徒さんもいます。
マンツーマンが合うお子さまも、自学自習や添削教材が合うお子さまもいます。
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