理想的な中学生の家庭学習時間は「学年+1時間」と言われています。
しかし、
「小学生のころは家で勉強していたのに、中学に入ってからは全くしなくなった」
中学生の保護者はこのように感じているようです。
「やればできるはずなのに、やらないから成績が下がった」
と考えている保護者も多いでしょうか?
小学生の頃は成績良かった
→ 中学校に入ったら、勉強時間が減った
→ 勉強してないから成績が下がった
→ だから勉強時間を増やせば成績が上がる
という「やればできる」という発想は自然な考えのように見えますが、実はこれほど単純ではありません。
家庭での学習時間と学力や成績には関係がありますよ。
参考 模試偏差値と勉強時間の関係(某首都圏模試のアンケート結果)
偏差値 (首都圏模試) |
勉強時間 (平日) |
勉強時間 (土・日) |
---|---|---|
65 | 3.5時間 | 6時間 |
60 | 3時間 | 5時間 |
50 | 2.5時間 | 4時間 |
40 | 2時間 | 3.5時間 |
35 | 1.5時間 | 3時間 |
(塾での時間、宿題の時間、読書の時間も含む)
だからといって、勉強時間を増やせば成績が上がるのかというとそうではありません。
「勉強しなさい」「宿題しなさい」と言い続けても、勉強しないお子さんが多いでしょう。
重要なのは、「なぜ中学校に入ると学習時間が減るのか?」という原因の部分です。
部活が忙しいからなどの理由もあるかもしれません。
しかし、多くの中学生が勉強しなくなる理由は別にあります。
その理由とは!?続きは次の記事でご紹介します!