春からスマートフォンや携帯端末の購入を検討されている中学生のご家庭も多いでしょう。
小・中学生のスマホ依存の危険性や悪影響については過去にも書いてきた通りです。
参考記事
→ > 【スマホ/ネット】中学生のスマホやネット,ゲームに関するルール
お子さんに言われるがまま深く考えずに買い与えたり、ルールや制限を設けないご家庭が多く、私たち家庭教師へのご相談も増える一方です。
「常にメールやメッセージのチェックのためスマホを気にしていて集中力がなくなる。」
「布団やベットの中でも使い続けていて睡眠時間が減る。」
「家族や友人との実際の会話が減る。」
「ゲームなどでむやみに課金する。」
など、高依存の可能性がある中高生は全国で100万人を軽く超えているというデータもあります。
保護者が依存や悪影響を感じとっても、スマホを取り上げたり、回線を絶つなどの強制的な方法はおすすめできないそうです。
小さい頃からのしつけや保護者と子どもとの信頼関係にもよるそうですが、強引な方法を取ってしまうと
「やっぱり親は何もわかっていない。」
と不満やイライラを募らせるだけで、根本的な解決にはなりません。
「ケータイやネットくらいで大げさに考えすぎだ。」
とおっしゃる保護者も少なくありませんが、ネット依存はアルコールやドラックの依存と大きく変わりません。
早めに専門家に相談することが大事でしょう。
スマホと一口で言っても、いろんな機種があり、迷います。
初めてのスマホだからと、初心者向けの機種を選ぶと
後で後悔することになるかもしれません。
なぜか??購入直後は新しいスマホが手に入り、満足しますが、
初心者向けスマホや安価なスマホは性能が低いことが多く、
アプリが動かなかったり、ストレージ容量がすぐになくなります。
1年もしないうちに「買い替え」の要望が出る可能性が高いです。
そのため、模試購入を検討される場合は、ミドルスペックという、
中級以上の性能を持つスマホを探した方がよいでしょう。
家庭でのインターネット利用時間と学力の関係
→ > 【スマホ/ゲーム】スマホ利用時間と学力の関係について