新潟県の中学生のみなさん、定期テストが近づいてきましたね。
新しい学年の初めてのテストですから、「今年はがんばりたい!成績を上げたい!」
という生徒さんの気合いが家庭教師をしていても伝わってきます。
みなさんはどうですか??
今回は、定期テストや受験勉強方法の中でも大切な、「インプット・アウトプット」についてのお話です。
中学生のみなさんには、あまり馴染みのない言葉かもしれません。
しかし、みなさんがテスト勉強として取り組んでいることのほとんどは
インプットまたはアウトプットのどちらかに関係があります。
大切なのは、インプット学習とアウトプット学習のバランスです。
勉強しているつもりなのに成績がなかなか上がらないという生徒さんは、
このバランスが良くないのかもしれませんね。
どちらかに偏りすぎていたり、正しく理解していないのかもしれません。
この記事では、家庭教師として中学生のみなさんに指導をしている中で
気をつけていることをお伝えします。
まず、テスト勉強でのインプット・アウトプットとは何でしょうか?
インプット=教科書を読む アウトプット=問題を解く
というイメージを持つ中学生が多いかもしれません。
間違いではありませんが、「インプット=入力 アウトプット=出力」というのが正しいです。
つまり、
インプット = 学習内容を頭の中に入れること
アウトプット = 学習内容を頭の中から外に出すこと
です。
テスト本番はアウトプットのみです。
ですから、インプットだけのテスト勉強は絶対NG。
アウトプットの練習をしておかなければなりません。
また、アウトプットによって、インプットが進みやすくなるという効果もあります。
上に挙げたイメージと似ていますが、
教科書を読むことはインプットの一部でしかありませんし、
問題を解くことはアウトプットの一部でしかありません。
つまり、同じ教科書を読むことでも、覚えることを目的に読むのはインプット、
重要な部分を色付けしプラシートで隠しながら読むのはアウトプットです。
問題を解くことでも、自力のみで考えて解いていくのはアウトプット、
教科書や例題を見ながら解いていくことはインプットです。
ですから、アウトプットもバランスよく行うことが大事だと分かっていても、
アウトプット=問題を解くという勘違いをしていてはいけません。
テスト勉強がうまくいかない中学生さんには、このような勘違いがあるかもしれません。。。
点数の上がるテスト勉強のやり方は、一人ひとり異なります。
例えば、覚えることが苦手な生徒さんには、
「アウトプットすることを前提にインプットするように」とアドバイスをすることがあります。
闇雲に、大事なところを覚えようと
教科書を読み続けてもなかなか覚えられませんよね?
問題に答えることを意識しながら覚えること、
思い出しやすいようにゴロや関連付けて覚えることなど、
アウトプットを目的としてインプットしましょう。
最終的にはテスト用紙へのアウトプットだけが点数になります。
また、覚えることやノートまとめに時間をかけすぎている生徒さんには、
「先にアウトプットから始めるように」とアドバイスすることがあります。
暗記してから問題を解きたい、全部分かるようになってから練習問題を
やりたいという生徒さんは、少しインプットのバランスが強すぎます。
何も勉強していない状態でも、練習問題を解くことから始めてみましょう。
もちろん、問題は解けません。
解けませんが、ゴールが見えます。
問題が解けるようになるというゴールが分かれば、
必要最低限のインプットを考えるように変わります。
このように、インプットとアウトプットを意識して学習することで、
テスト勉強の効率は上がります。
また、バランスよく交互に行うことで、それぞれが捗ります。
がんばっているつもりなのに、なかなか点数が伸びないという中学生は、
テスト勉強のやり方に問題があるのかもしれません。
一人ひとりの性格や理解度、学力や目標によって、
正しいテスト勉強のやり方は変わってきます。
ホームティーチャーズでは、無料の体験授業を通じて、
一人ひとりに合った勉強のやり方をお伝えしております。
新潟県内の中学生のみなさん、ぜひ参考にしてみて下さい!