中学校の定期テストは、学校の先生が作ります。
ですから、先生の気持ちを考えてみると効率良くテスト勉強できるのです。
中学生の生徒さんには、意外に盲点だったりするようですが、これは一つの勉強法と言えます!
先生の気持ちを考えると言っても、そんなに難しいことではありません。
当たり前のことを確実に押さえているかが大切なのです。
以下、テストを作る先生の心理を挙げてみます。
上の記事では、テスト範囲表と授業中のサインを見逃さないようにしようと書きました。
授業で使った手作りプリントや時間をかけて工夫した授業の内容を
全く出題しないというのは考えづらいです。
特に配られたプリントはテスト直前に必ず目を通しましょう。
テスト範囲であればどの問題を出しても良いというわけでもありません。
そもそもテストは、国が中学生に教えてほしいことをちゃんと教えているかどうか確認するために行われます。
ですから、「中学生にココを教えなさい」という国からの学習指導要領というものに沿って
教科書が作られ、それを学校の先生がみなさんに教えています。
つまり、学習指導要領に書いてあることは、ほとんどテストに出ます!
かといって、みなさんが学習指導要領を読んでもテスト勉強にはなりません。。。
授業中に先生が強調したところ「ココ大事だよ!」とか、
板書で強調したところを重点的に勉強するべきなのです。
「そんなこと言われなくても当たり前じゃん!」と思うかもしれません。
でも、多くの中学生は「テストまでに提出のワークとプリントやらなきゃ!」「とにかく全部覚えなきゃ!」と
先生の強調していた箇所にまで頭が回っていませんよ。。。
ここも盲点かもしれませんね。
学校の先生方は大変忙しいです。
テスト問題を一からじっくりと作る時間はありません。
ですから、前年度のテスト過去問題を参考に作ることもあります。
同じ先生が作ったもの、他の先生が作ったものにもよりますが、必ず作る前には目を通すはず。
そこから、ワークの類題に差し替えたり、上で挙げたプリントの内容や、
工夫した授業内容を加えたりして作り上げていく先生が多いようです。
前年度のテストが手に入れば一番良いのですが、もちろん全く違うテストを作る可能性も考えておきましょう。
以上、当たり前のことばかりでしたが、意識してない中学生も少なくありません。
ぜひ、頭に入れておいて下さい。