読解力については、以前に書いた記事がありますので抜粋します。
・漢字練習によって、語い(知っている言葉)を増やす
・音読をくり返すことによって、内容に意識を向ける
・問題を解くときには、必ず根拠を確認する
小さい頃から本を読む習慣があれば、これらは自然と身につきます。
読書習慣が無いお子さまのトレーニングとして、上の3つを挙げました。
くわしくはこちらの記事へ
→ 【中学生/国語】読解力,記述力をつける国語の勉強法と受験勉強
特に、漢字練習によって語いを増やすことは重要です。
語いの増え方は雪だるま式。
知っている言葉が多ければ多いほど、新しい言葉を身につけやすくなります。
逆に言えば、漢字や言葉を知らない子にとっての文章読解は、全く言葉の通じない外国に放り出されるようなものです。
どうしていいのか、サッパリ分かりません。。。
上に挙げたこと以外で、家庭教師として実践している国語の勉強法もご紹介します。
短文づくりです。
短い文章をたくさん書いてもらうことで、基本文法が身につき、読解力も上がります。
テーマを決めて、例えば、接続詞(だから、しかし、それに、また、ところで)を使った短文、副助詞(も、でも、ほど、しか)を使った短文、ことわざや故事成語を使った短文など、毎日10ずつ書いてみましょう。
・接続詞を使った夏がテーマの短文
・ことわざを使った友だちがテーマの短文
というような宿題を出しています。
記述の力はもちろんですが、読解の力も少しずつついていきますよ!
作った短文は必ず添削してもらいましょう。
学校の先生でも、塾の先生でも、家庭教師でもかまいません。
書きっぱなしではダメですよ!
高校入試で重視されるようになった国語力や読解力をつけるための勉強方法をご紹介しました。
良くなるまでになかなか時間がかかりますが、根気よく続けてみて下さいね。