「数学が苦手。。。でも何とかしたい!」という中学生に向けた勉強方法についての内容です。
新潟県の家庭教師ホームティーチャーズです。
家庭教師として多くの中学生と接してきましたが、数学が苦手というお子さまはとても多いですよね。
数学が苦手になる原因については、以前記事にしました。
答えの正確性を重視する小学校の「算数」と、考え方を重視する「数学」とのちがいを理解しないまま算数気分で中学生に進むお子さまは危険。
問題の考え方や、なぜそうなるのかという解き方を理解せずにいると、数学が苦手になってしまう可能性がぐんと高まります。
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上の記事を踏まえて、中学数学の勉強方法で気をつけてほしいところを具体的にお話しします。
苦手な生徒さんに最も気をつけてほしいのは、「解答のマルバツにこだわらない」ということ。
上でも触れましたが、答えの正確さ、つまりマルバツは、算数ほど重要ではありません。
「そんなこと言ったって、テストの点数はマルバツで決まるじゃん!」と思うかもしれませんが、やっぱり数学が得意な生徒さんはマルバツだけにこだわりません。
「答えがマルだったからOK、バツだったからダメ」だけで終わらず、もう一歩先に進みましょう!
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数学のワークやプリントをやりました
答え合わせをしてみたら、マルが6問、バツが4問ありました
4問の正解だけを赤ペンで直して終わり
こんな風なテスト勉強では、数学が苦手になる一方ですよ!
理科や社会の基本問題ならこれでも良いかもしれません。
何度かくり返しやっていけばバツが減るでしょう。
しかし、数学の場合はもう一歩先に進まなければ効果がありません。
テストでも同じバツをもらってしまいます。。。
まずは、解説を読みましょう。
数学が苦手な中学生ほど、解説を読むことを軽く考えがちです。
「読んでも分からない!」と言わず、じっくり読んでみて下さい。
これがとても大事。
書いてあることが分からない場合は、学校の先生や家庭教師に質問しましょう。
解説を読むことでバツの種類がハッキリします。
なぜバツだったのか、理由によって分類しましょう。
・そもそも解き方が分からなかった(空欄)
・解き方は分かったつもりだったが、分かっていなかった(バツ)
・解き方は良かったが、途中にミスがあった(ミス)
そもそも解き方が分からなかった問題は、基本問題でなければ後回しにしましょう。
まずは、基本問題を仕上げていくことが数学の点数アップの鉄則です。
それから、分かったつもりとミスの理由を自分なりに分析し、解決方法を考えます。
解き方や考え方についてよく考えることが大切。
この作業が成績アップできる数学の勉強方法のポイントです!
マルかバツかだけで終わらず、バツの理由に踏みこんでみましょう。
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