附属中学や私立中学の受験準備の中で、早くから取りかからなくてはならないのが国語の読解・記述問題です。
家庭教師の受験指導でも、真っ先に生徒さんの実力を調べてトレーニングを始めます。
力をつけるのに時間がかかるからです。
読解・記述問題とは、物語や説明文を読み文章で答えるような問題のことですが、読む力も書く力も教えてすぐに身につくものではありません。
幼い頃からの豊富な親子の会話や読書習慣が、得意なお子さまに共通するところです。
つまり、成長の環境が大きく影響します。
もちろん、中学受験しないから読解力や記述力が必要ないなんてことはありませんよ!
小学生や中学生の家庭教師をしていて気づくのは、主要5教科の成績と読解力・記述力には関係があるということ。
つまり、読解や記述は単に国語の一単元ではなく、全教科の学力の目印であると言えるのです。
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それでは、読解や記述の力はどのようにつけていけば良いのでしょう?
インターネット上の様々なサイトで読解力をつける方法が語られています。
・読書が良い
・読書ではダメだ
・Aという問題集が良い
・Aではダメだ
・Bの勉強方法で力がついた
・Bの勉強方法ではダメだった
色々な方法が挙げられ、それらを否定する意見も同じだけあります。
「どうしたらいいんだよーーーーー!!!」となりますね。
なぜこんなにも意見が割れるのか、その答えは上で述べたことがヒントとなります。
読む力も書く力も教えてすぐに身につくものではない
幼いころからの成育環境が大きく影響する
読解や記述は人間の言語能力の一部ですが、言語能力全体を大きな「木」だとすると、「幹」ではなく「枝」です。
木の「幹」であるところの聞く力や話す力などがあって、その先に読む(読解)や書く(記述)があるわけです。
ですから、まずはベースになるいくつかの「幹」が育っているかどうかが大事になります。
読書によって養われる「幹」が育っていない子には読書が効果的
Aという問題集によって養われる「幹」が育っていない子にはAが効果的
Bの勉強方法によって養われる「幹」が育っていない子にはBが効果的
ですから意見が割れるのですね。
長くなりましたが結論です。
国語の読解力や記述力のトレーニングの前に、ベースとなる力を養わなくてはなりません。
例えば、聞く力・話す力や思考力、語彙力などです。
これらは複数あり、また中には幼いころからの環境によって自然についてくるものもあります。
したがって、どの力が弱いのかによってふさわしい勉強方法や手順も変わってくるのです。
ですから、冒頭で述べたように中学受験の準備としては真っ先に取りかからなければなりません。
短期間では解決できないからです。
早めに読解力や記述力をつけていくことが将来的に全教科の学力アップに関わってきます。
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