新潟の家庭教師です。
新潟県の中学生のみなさんは定期テストの時期ですね。
家庭教師として中学生の生徒さんのテスト勉強に関わっていると、テスト直前の大事なときに「なんで今そんなことやってるの?」と驚くことがあります。
理由を聞いてみると、自分で思いついた行動だけでなく、「学校の先生に言われた(と勘違い)」とか「友だちがやってたから」とか、なんとなく間違った行動をとっていることが多いです。
今回は、「テスト直前にやってはいけない」5つのことをまとめておきます。
直前とは、テスト1〜3日前を想定しています。
直前の勉強方法で成績は大きく変わります。
ぜひ気をつけてみて下さい!
1つ目は、現実逃避です(笑)
テスト勉強が思うように進まないと、「もうどうでもいいや…ゲームやろう!」とか、「明日から徹夜すれば大丈夫!そのために今日はスマホで遊ぼう」とか、逃げたくなりますよね。
でも、私から言われるまでもなく、これらはただの現実逃避ですよね。
テストが終わった後の後悔は目に見えています。
逃げたくなるのは正常。
がんばって成績を上げたいというプレッシャーの反動です。
もし逃げたくなったら、一旦時間を決めて休憩し、頭を冷やしてから判断しましょう。
お風呂に入ったり、少し運動すると冷静になれますよ。
それから、スマホは保護者に預けることをオススメします。
近くにあると触っちゃうのは分かりますよね?
テスト直前に新しい問題集に手を出したり、今までやっていなかった勉強法を急に始めたりするのは厳禁です。
これも心理的には逃避と似ていて、不安やあせりが原因ですね。
テスト2,3週間前であれば新しいことを始めても問題ありませんが、直前に変えるのは絶対やめるべきです。
これまでやってきたことを信じて、教科書やワークなど同じものを復習&反復することが成績アップのコツですよ!
新しい問題集と同じで、「すべてのテスト範囲をカバーしなきゃ!」という不安から始めるようです。
ノートまとめは膨大な時間がかかる上に、要点をまとめたからといって、完全に覚えられるわけではありません。
仮に要点を覚えたとしても、テストの問題が解けるようになることとは別問題です。
テスト直前に限って言えば、圧倒的に、
問題の反復>>>(越えられない壁)>>>ノートまとめ
です。
ノートをまとめる作業については、普段の予習・復習に組み込めば、テスト前にやる必要はありません。
くわしくはこちらで解説しております
→ > 【中学生/勉強法】成績の上がるノートの取り方・まとめ方
どうしてもまとめたい人は、テスト3週間前くらいにやりましょう。
テスト直前は、問題演習&反復が鉄則。
直前に提出物をやってはいけない理由は、ノートまとめと同じです。
テスト直前に時間をかけるべき問題演習&反復を差し置いてまでやるべきではないということ。
提出物のワークやプリントには、「もうすでに完全に理解していて解ける問題」や「目標点とのバランスで捨ててもいいような難問・応用問題」が含まれているかもしれません。
「提出物をこなすことがテスト勉強だ」と勘違いしている生徒さんもいるようですが、
提出物はさっさと終わらせておいて、直前は自分が一番やらなければならないことに集中しましょう。
直前にやらなければならないこととは、一度ミスしたり、間違えた問題の中で、あいまいな状態のものです。
これらの問題がテスト本番で出来るかどうかが成績を大きく分けます。
「テスト前に勉強したはずなのに、結局テストで取れなかった」これが一番痛いですよね?
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一度間違えた問題をまとめておく「間違いノート」について
徹夜が絶対ダメとは言いませんが、ほとんどの中学生の場合テスト中に悪影響が出ます。
ケアレスミスやスピードの低下、記憶の出し入れのミスなど、小さな悪影響がたくさん出てきます。
徹夜して勉強した得点 <<< 悪影響による失点 です。
まずは、徹夜しなくてもいいような学習計画が重要ですが、万が一、徹夜するかどうかのピンチでも睡眠をとった方が結果としてプラスでしょう。
以上、定期テスト直前にやってはいけないことを5つまとめてみました。
しっかりとしたテスト勉強が身についていれば、学習時間は同じでも成績はかなり変わってきます。
自分に合ったテスト勉強のやり方を知ることが成績アップの第一歩です!