新潟県の家庭教師です。
新高1生のみなさんご入学おめでとうございます!
入学から約1ヶ月、高校生活には慣れましたか?
家庭教師として担当している生徒さん達も少し落ち着いてきたようです。
学習面では、中学までとは異なり自分と同じ学力の生徒さんが集まっているわけですよね?
スタートラインはほぼ同じですから、がんばり次第でトップにもビリにもなる可能性があります!
連休明けには1回目の定期考査。
授業のスピードも学習量も、中学校とは比べものになりませんよね。
みなさん、ついていけていますか?
高校のテストは一夜漬けではどうにもなりません。
中学生の頃以上にテスト勉強がんばりましょう!
さて、大学を目指す高校生は、1年生のうちから段階的に準備を進める必要があります。
高校受験は倍率が1~1.4倍くらいでしたが、国公立大学の平均倍率は4.7倍!
つまり、100人の定員に対して、470人が受験し、370人が不合格となる試験です。
高校受験と同じ感覚では、残念な結果が。。。
したがって、長期的な準備が大切になってくるわけです。
中3の夏から始める高校受験勉強とは勝手が違いますよ!
準備と言っても、進学校であれば基本的には学校の授業にしっかりついていけばOKです。
高1から大学入試用の難しい問題をやる必要はありません。
そのためには、家庭学習、特に授業の予習が不可欠。
毎日2時間は家庭学習に充てたいところです。
しかし、授業だけでなく、部活や交友、ネットにLINEなど忙しい高校生活の中で、丸々2時間を工面するのは大変ですよね。
すき間の時間を上手く使って、合計2時間作るように工夫してみて下さい。
具体的な予習の方法は、中学生のときと同じでOKです。
英語はコチラを参考に!
→ 【中学/英語】1日15分で出来る英語の予習方法・ノートの使い方
予習は、学習ではなく授業の理解を深めるための準備です。
分かるところと分からないところを分別し、分からないところを授業で学習しようという態勢を作ることが目的ですよ!
教科書を読む、分からないところに印をつける、調べられることは調べてみる。
これだけで授業の理解度がずいぶん変わります。
関連記事
こちらも中学生向けの記事ですが、考え方は高校生でも変わりません
まずは予習が優先ですが、余裕があれば復習にも少し時間を割いてほしいと思います。
予習復習と授業の関係性については、NHK Eテレのテストの花道より引用させていただきます。
学習における3段階の流れ
南 英世先生(大阪・東大谷高校)によると、授業を有意義なものにするためにも、予習・授業・復習にしっかり目的意識を持つことが重要だという。
まずは、「わかる」と「わからない」の区別をするために『予習』を行う。
つぎに、『授業』で「わからないこと」を「わかる」ようにする。
最後に、『復習』で「わかる」から「できる」へと理解を深めていく。
これが理想的な学習のステップだ。
ここまで出来れば、テストも怖くないはず。
新高1生のみなさん、勉強も部活も遊びも精一杯取り組んでいきましょう!