新潟県内の中学校では学年末のテストが終わり、いよいよ3年生の高校入試に向けて慌しくなっているでしょうか。
中学1年生・2年生はテスト勉強から解放され、伸び伸びと部活や遊びに集中しているかもしれませんね。
しかし、中学2年生は4月から受験生。
そろそろ真剣に考えていく時期です。
たしかに、高校入試までまだ1年あります。
ただし、1年間丸々準備ができるわけではありませんよね?
学校の行事や部活の大会など中学3年生としての忙しい1年の中で高校受験の準備も同時にしていくわけです。
修学旅行や体育祭、総体・コンクール、学校の授業やテスト、友だちとの遊び、家族との余暇、これらの合間に考えること・やらなければならないことがたくさん。
そうなってくると、テストが終わり学校の行事も落ち着くこの春休みまでの期間は、受験生に変わるための準備として最適だと言えます。
難しいことはありません。
まずは、高校の事をたくさん調べましょう。
自分が受験できる範囲にどんな高校があるのか調べてみて下さい。
高校名と場所は、インターネットの地図サイトで簡単に見つかります。
自転車で通えるのか、バスや電車で通えるのか通学時間も調べてみましょう。
次に、それぞれの高校の特長や中身を調べてみましょう。
高校には、公立(県立・市立)と私立があります。
違いは何でしょうか?
また、高校の中には学科というものがあります。
普通科、工業科、農業科、商業科というオーソドックスな学科から、食物、総合、理数といった特殊な学科まで色々。
どういった違いがあり、卒業後はどのような進路があるのか調べてみて下さい。
もちろん、生徒さんだけでは調べきれませんので、家族にも、学校や塾の先生、家庭教師にも分からないことを聞いてみましょう。
必ず、役に立つ情報がもらえると思います。
色々と調べているうちに、興味が出てきたり、気になる高校が見つかるでしょう。
しかし、気になる高校に入るためには試験があります。
そう、高校入試です。
次は、高校入試について調べましょう。
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あと1年で中学校卒業です。
高校に行かないという生徒さんはほとんどいませんよね。
いずれ高校へ進むのであれば、「行きたい高校」と「行きたくない高校」のどちらに進みたいですか?
みなさん「行きたい高校」と答えます。
しかし、調べもせずに「行きたい高校がない」と言う中学生が非常に多いです。
行きたい高校や気になる高校がなければ、受験勉強のやる気が起きるわけがありません。
何の理由もなく、何のゴールもなく、勉強をがんばることができるのは、本当に勉強が好きな生徒さんだけです。
行きたい高校を見つけるためには、まず上のように色々と調べることです。
調べているうちに興味が湧いてきて、気になる高校や行きたい高校がいくつか決まるでしょう。
例え、今の段階で学力が足りなくても、あと1年のがんばりでレベルアップは可能かもしれません。
しかし、受験直前になって行きたい高校が決まっても、もう間に合わないということも・・・。
高校に興味を持つことが、受験生に変わる第一歩目の準備。
受験勉強の意欲は、それから湧いてくるものですよ。