「うちの子はやる気がないから・・・」という保護者さまがいます。
やらなきゃとは分かっていても「やる気が出ない・・・」という中学生がいます。
共通の悩みは、やる気が出る方法を知りたいということ。
中学生になれば、勉強が楽しいと思える生徒さんはほんの一握り、クラスに一人いるかいないかでしょう。
それでも、がんばっている生徒さんはいます。
部活が忙しくても、勉強が好きでなくても、やらなければならないことは逃げずにやろうとがんばっています。
なかなかやる気が出ない生徒さんの原因は何でしょうか?
小さい頃は、楽しいから・大事だからという理由でみなさん勉強をがんばりますよね?
ところが小学校4年生くらいからは、学習内容も急に難しくなり、やりがいや自信が持てなくなってしまうお子さまが増えてきます。
ただし、小学校のテストや授業はやさしいので、勉強に対する苦手意識は表面化しません。
苦手意識が表面化するのは、6年生から中学2年生ころ。
一度苦手だと感じてしまった勉強に対して、逃げずにがんばろうというメンタリティが無い生徒さんは、やる気を失ってしまいます。
まずは苦手意識を作らないことが第一ですが、年齢とともに動機づけも変えなければならないんですね。
関連記事
→ > 【小6/新中1】小学生のうちに学習習慣を身につける方法
やらなきゃ、やらなきゃと焦っていても、どうやって勉強していいのかわからないという中学生は多いです。
自己流でやってみても、友だちと一緒に塾に通ってみても、なかなか成績が上がらなければやる気はガタ落ちですよね?
自分に合った勉強のやり方がわからなければ、がんばりようがありません。
一人ひとりの性格や状況・目標によって、成果の出る勉強方法は異なります。
塾のクラス授業が合う生徒さんも、きめ細かいマンツーマンの指導が合う生徒さんもいます。
問題をたくさんこなす必要がある生徒さんも、ノートのまとめが必要な生徒さんもいます。
自分に合った勉強のやり方が身についていなければ、やる気は出ません。
夏休みは授業が止まりますので、自分のスタイル・やり方を身につけるのに最適です。
本当に自分に合った勉強のやり方を知っておきましょう!
関連記事
→ > 【中学生/夏休み】自分に合った勉強のやり方を見つけよう!
集中力や先延ばしは、生徒さん一人ひとりの性格よるところが大きいです。
一般的な解決方法として、心理学を利用するのが良いと思います。
集中力に関しては、他に集中できることと同じ条件を作り出してみるのが良いと思います。
NHKのテストの花道では、ゲームに集中してしまう心理を勉強に活かそうという放送回がありました。
参考にしてみて下さい。
また、ついつい先延ばしにしてしまうという中学生も多いでしょう。
これは、動機の問題もあります。
ただ、先延ばしに関しては「作業興奮」という心理現象を利用するのがベストです。
関連記事
→ > 【中学生/勉強のやる気】やる気がないから家庭教師をやっても塾に通ってもムダ?
このように勉強のやる気を出す方法はいくらでもあります。
全てはきっかけだと思います。
アクションを起こすことが大事です。
「やる気が出るまで放っておこう」とか「やる気がないからやらない」では何も変わりません。
高校生や大人になってから「あの時、がんばっておけば・・・」と後悔しても後の祭り。
将来、後悔の無いように保護者の方がきっかけを作っていただきたいと思います。